起業の厳しい現実

昨日のブログで、これからの自分の道を4つの選択肢で考えてもらいました。

転職、会社に残る、起業するなど。

でもそのなかでも起業は一番ハードルが高いと言えるでしょう。いや、正確に言えば、起業を続けていくのが難しいですね。

私も4年ほど独立自営しましたが、結果的に続けることができませんでした。

昔ある経営者から、独立の厳しさをこう語られました。

「自分で思い描いた売上げは実際には半分、経費は倍」

例えば月に50万円、経費は10万円くらいと考えたとしましょう。そうすると40万円は残るので、まあ一人が食べていくだけなら悪くないと思うでしょう。

ただこれを先ほどの経営者が言われた法則に当てはめると、50万円の売上げは実際には25万円、10万円の経費は実際には20万円、手元に残るのは、わずか5万円。

これでは生活どころか、家賃すら払えません。

でも起業すると、こういうことはよくあることです。自分が思い描いたものは案外甘い数字になっちゃいます。

それを知ってたら、独立する場合も月々安定的な売上げのあがる大口顧客を2〜3つ確保しておく。

あるいは、起業(=寄業)前から今いる会社から仕事をアウトソーシング化して外部業者として使ってもらう。

こうやって何とか思い描いた月の収入の8〜9割程度を継続していけるようにならないとなかなか厳しいものです。

でもこれからの時代、厳しいながらも一度は起業にチャレンジして頂きたいものです。

セミナーやります。

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