主体的な自分
よく人生を一つの映画やドラマと例える場合がある。自分の人生が1本のストーリーになっていて、死をもって完結する。
映画やドラマでの主役、これを主人公とも言う。
主人公とは、本来は禅語からきた言葉。映画やドラマの主人公は周りから見られてどんな存在なのか、みんなの中の中心、代表的な人物を意味する。
ただ禅語の場合、自分の外面というより、もっと内に目を向けたようなイメージになる。
真の自分、自分の状態はどうなのか、自分は一体何者なのか、自問自答してるような感じといえば、わかりやすいだろうか。
我々は周りからどう見られているか、どの位置にいるかをたしかに気にしがちだが、あまりそれに捉われすぎず、もっと主体的に生きればいいのではないか。
いつも上司からめんどくさい、必要性が低いと思われる仕事を押し付けられて残業になる人は、4回に1回、いや3回に1回くらいは断る勇気も必要かもしれない。
ただし断り方(言い方)は考えないといけないが。