人生100年時代・しあわせで豊かに生きる〜サイトウヒロアキ

人生100年時代をストレスなく、幸せで豊かに生きるための投稿や講座をやっています

平穏な心の大切さ

50歳を超えてくると、どこか体の悪いところの一つや二つある方も多いでしょう。

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私も50肩を患ってから、鍼灸院でリハビリと針治療をしています。自分はなるはずがない、ナメてたんだと思います。あ〜情けない!

 

人生楽しむには健康が一番とあらためて感じています。

 

貝原益軒は、江戸時代の本草学者(中国の医薬の学問)だが、80歳すぎまで実践した健康法を養生訓にまとめた。

 

本文より引用

心は人のからだの主君である。だから天君という。思うことをつかさどる。耳・目・口・鼻・体の五つは、聴く、見る、ものを言う・物を食う、嗅ぐ、動くと、それぞれその事をつかさどる職分があるから、五官という。心の使用人である。

 

心は内にあって五官をつかさどっている。よく思考して五官のやっていることの是非を正さないといけない。天君をもって五官を使うのはかしこい。五官をもって天君を使うのは、愚かである。

 

心はからだの主人であるから、安楽にして、苦しめないようにする。五官は天君の命を受け、おのおのの官職をよく務めて、勝手なことをしてはならぬ。

 

心がおだやかで安定する。心は五官の司令塔だと思います。私もまだまだ若いし、ちゃんとした食事してるし大丈夫だろう、その心がいけなかったのかな。心と体、どちらも繋がってるんですね。

家族の仕事の心配

この時期は会社を退職(定年や契約満了)されたり、晴れて新社会人になったり新天地に転職される方も多いと思います。

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そんな方を家族に持つ人は、不安と期待も多いことでしょう。

 

またリストラで職を失ったり、心身を患って休職中の方、なかなか就職も出来ずに家にいたり、またアルバイトや非正規で不安がある、そういった家族をお持ちの方もいるでしょう。

 

家族としてはついつい心配になったり、うるさく口を挟んでしまったり、ギクシャクすることもあるでしょう。

 

私も最初の会社を3年10ヶ月で辞めた時は、上司に「辞めます」と伝えて承諾されてから、親に「会社辞める」と伝えました。

 

一つの会社でずっと勤め上げた父は、びっくりして声を失っていました。母も口うるさく、いろいろ言ってきました。本当に辛かったです、わかってもらえないのが。長い間かなり悩んで苦しんで結論を出したので。

 

仕事に就いていない、休職中の方は本人自身、誰にも相談できず、相当悩んでいると思います。

 

そういう家族がいる人は、あれこれ自分の考えを言う前に、まずはじっくりと話を聞いてあげましょう。友達も話を聞いてくれますが、やはり最大の支援者は家族です。

 

そして気持ちを楽にさせてあげるため、ご飯を食べに行ったり、遊びに行ったり、スポーツや釣り、キャンプで火を囲んで星空の下で食事やお酒を飲むなんて最高だと思います。

 

辛い気持ちを汲んであげて心を開放してあげて、家族としての意見を言うのはそこからです。優しく落ち着いた言い方で。

 

セミナーやります(全6回、※1回からでもどうぞ!)

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主体的な自分

よく人生を一つの映画やドラマと例える場合がある。自分の人生が1本のストーリーになっていて、死をもって完結する。

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映画やドラマでの主役、これを主人公とも言う。

 

主人公とは、本来は禅語からきた言葉。映画やドラマの主人公は周りから見られてどんな存在なのか、みんなの中の中心、代表的な人物を意味する。

 

ただ禅語の場合、自分の外面というより、もっと内に目を向けたようなイメージになる。

 

真の自分、自分の状態はどうなのか、自分は一体何者なのか、自問自答してるような感じといえば、わかりやすいだろうか。

 

我々は周りからどう見られているか、どの位置にいるかをたしかに気にしがちだが、あまりそれに捉われすぎず、もっと主体的に生きればいいのではないか。

 

いつも上司からめんどくさい、必要性が低いと思われる仕事を押し付けられて残業になる人は、4回に1回、いや3回に1回くらいは断る勇気も必要かもしれない。

 

ただし断り方(言い方)は考えないといけないが。

死を余儀なくされた場合

だいぶ春らしくなってきて、桜もどんどん開花していってます。

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まだまだ新型コロナは感染が止まらず、高齢者を中心に死者も多数出ており、行政の対策や、ワクチンの開発の必要性が急がれる状況です。

 

人生100年時代とはいえ、人の寿命について改めて考えさせられます。

 

1952年の黒澤明監督の「生きる」は観られたでしょうか?命の重みや死に至るまでの身の振り方など、とても考えさせられる、良作です。

 

ある平凡な役所の課長が、ある日癌を宣告されます。今でこそ癌は治る病いですが、当時は死因の1位結核、2位癌という時代。癌=死刑を宣告されたようなものです。

 

主人公の役所の課長は、自分の死をイメージしながら何を考えたのでしょうか⁉︎何も手がつかず、何をしたらいいかもわからない。そんな姿がありありと描かれています。

 

突然の死を宣告されたら、みなさんはどうでしょうか?しっかり毎日を生きることができるでしょうか?やるべきことがわかり、着実にやっていくことができるでしょうか?

 

主人公を演じる志村喬の歌う「ゴンドラの唄」は大正時代の名曲ですが、劇中、ぼそぼそと歌うところが切なくて中年男性の哀愁を誘います。

 

急な死の宣告が降ってきても、毎日をしっかり生きるための準備、いろんなことを日頃から考えておきたいですね✨

セミナー開催しました

だいぶ、あったかくなってきましたね。私が住む奈良でも桜の開花や、庭のハナモモの木も花を咲かせました。

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先週末3月21日(土)、「人生100年時代・人生をしあわせで豊かにする講座」を行いました。

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3連休の中日、新型コロナで大変な状況の中、自分を変えたい5名の方がお越しくださいました。

 

幸福感やこれからの不安について、また自分自身は誰なのか⁉︎、自分が本当に大切にしていること、やりたいことをワークを通して体感していただきました。

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(参加者様の感想)

 

W・Yさん
仕事を変わろうと思っていたので参加しました。とても楽しかったです。本講座も是非、受講したいです。

 

N・Cさん
今まで考えた事のないあたりまえの事が出てこなかったです。

 

T・Mさん
私の幸せとは?や私自身を改めてふりかえる時間になりました。

 

I・Kさん
ワークが楽しかったです。FBでシェアさせて頂きたいです。

 

みなさん、不安なこともありながらも、しっかり自分を見つめ、楽しみや喜びも持たれているなあと感じました。

 

ご興味のある方は、是非メッセージをお待ちしております。

自分の使命と出会う

大人に成長するというのは人生の節目であり、社会の中でも大きな責任をともなってくる。

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ビジョンクエストという、ネイティブ・アメリカンの成人の日儀式がある。

 

ラコタ語では、「ハンブレチア」ハンブレは「夢」、チアは「泣く」、つまり夢を求めて泣くという意味です。

 

なんか今の日本人にはピンとこない言葉かもしれませんね。

 

父親が子供を夜、奥深い原生林や山の頂上へ連れていき、毛布と水だけを手渡して置いてくるのである。

 

子供は3日3晩、自分にとって心地よい場所を見つけ過ごし、そして一人で山から降りてくるのだそうである。

 

子供にとっては夜を過ごすための単なる場所ではなく、自然と溶け込み過ごすうちに、「スピリット(精霊)」からのメッセージともとれる何かを感じ取る。

 

それが「自分の使命」に繋がる。ゼロベースから物事を感じる、これはこれから大人になっていろんな苦難にあったときにでも、活かせる力になる。

 

日本の成人式ではきれいな晴れ着で、盛大な式典でお祝いをするが、もっと違った儀式⁉︎、体験をしてもよいのでは。

 

明日3月21(土)14時、本町でセミナーやります。

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今を受け止める

今、世界では大変な状況になっていますね。新型コロナウィルスが最初に出始めてから、3ヶ月も経ちます。

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正規雇用の方は自宅待機を言われ、有給休暇が無い人は収入が減ったり、正規、非正規に関わらず解雇になったり、4月入社の学生が内定取り消しになったりと個人レベルで大きな被害が出ています。

 

でもこんなことがいつまでも続くわけではありません。人生は長いです。我々日本人は今まで数々の苦難、災難を乗り越えてきました。

 

戦争、オイルショックバブル崩壊、大震災、リーマンショックなどなど。

 

難が無いのは無難な人生、難が有るのは有難い

 

難が無ければ平穏無事ですし、有ったとしても我々はそれを受け止めて成長の糧としてきました。

 

試練を乗り越える先に明るい未来がある。それを有難いと思い、日々やれること、やるべきことに集中していければいいですね。